新書サイズなんですが、文字数がそんなに多くないため1時間くらいで読み切ることができました。

「関心→疑問→仮説→検証」という一連の流れのなかで、見えてそうで見えていないものを発見していくというのが本書のテーマとなっています。抽象的な方法論ではなく、具体的な実例を取り上げているのが非常に良いと思いました。ただ素人の人が本書を読んでも即実践というわけにはいかないような気がしました。日常的にありふれているの物に対して、常に関心を持つというのも難しいんじゃないかなぁという印象。本書を読んで現場のビジネスに役に立てるかどうかは、その人次第といったところです。物事の見え方について他人と差をつけていきたいという人にはお勧めの1冊です。

ビジネスマンのための「発見力」養成講座
ビジネスマンのための「発見力」養成講座
  • 発売元: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • レーベル: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • スタジオ: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 価格: ¥ 1,050
  • 発売日: 2007/09/13
  • 売上ランキング: 287
  • おすすめ度 4.5

「眠れない」または「寝すぎてしまう」などのありがちな眠りの悩みについて、具体的な症例とその対処法の書かれている本です。忙しい現代社会において、睡眠不足な人を含めた、眠りの悩みを持っている人も多いと思いますが、睡眠の目的は脳の機能を休めることであって、睡眠自体を目的にしてはならないというメッセージも書かれています。

冒頭には睡眠のメカニズムについて科学的に書かれています。レム睡眠やノンレム睡眠など聞きなれた言葉だと思いますが、それらがどのような仕組によって発生しているのかなどもわかります。

結局睡眠というのは規則正しい生活の源になっているわけですが、徹夜の作業や、昼寝など、規則正しい生活を乱してしまうという行為が、体内時計のリズムを崩してしまい、結果的に睡眠に関する悩みの引き金になってしまうということがわかりました。昼間はしっかり活動して、夜にちゃんと眠るということが、一番大切なんですね。こんな当たり前のことだと思えますが、この本を読んで理解が深まってよかったです。

眠りの悩み相談室
眠りの悩み相談室
  • 発売元: 筑摩書房
  • レーベル: 筑摩書房
  • スタジオ: 筑摩書房
  • メーカー: 筑摩書房
  • 価格: ¥ 735
  • 発売日: 2007/06
  • 売上ランキング: 3576

グーグルを超える新しいビジネスモデルの存在を多角的に分析しています。しかし、次世代というほど突飛なモデルは見当たらないかなぁ。モデルとしては日本企業のものを多く取りあえげているので、読んでて実感がわきます。著者が使用してる「UFOキャッチャー」という言葉も面白いところ。膨大な情報の海から必要な情報をすくい上げるという意味の言葉ですが、次世代の「UFOキャッチャー」もまだ発展途上段階ということもわかります。どういったモデルが、次世代の「UFOキャッチャー」になるのかというヒントも書かれてあり、現在でもさまざまな試みがなされていることもわかります。

次世代ウェブ  グーグルの次のモデル
次世代ウェブ グーグルの次のモデル
  • 発売元: 光文社
  • レーベル: 光文社
  • スタジオ: 光文社
  • メーカー: 光文社
  • 価格: ¥ 798
  • 発売日: 2007/01/17
  • 売上ランキング: 2037
  • おすすめ度 3.5

ブログなんてただの日記じゃん、という立場で、どのように書くのか、そしてなぜ書くのかということを突き詰めた一冊になっています。「文章教室」とタイトルが付いてますが、あまりテクニカルなことは書いてありません。21世紀にブレイクしたブログを、ブログ文学と称し、「日本文学が経験している大きな揺り戻し現象なのだ」と述べています。

海外ではジャーナリズムとしてのブログが盛んですが、日本ではどちらかと日記に近いブログの方が多いように思います。日常的にブログを書いている人にとっては参考になる部分も多いと思いますが、どうも出版化とか小説を書くとか、そっち方面については、私の泡沫ブログにはまったく縁がなさそう(笑 しかし、ブログを続けていくために、どういったことを意識していけばいいか、そういうことを考える時のヒントにはなるのかもしれませんね。

「書ける人」になるブログ文章教室
「書ける人」になるブログ文章教室
  • 発売元: ソフトバンククリエイティブ
  • レーベル: ソフトバンククリエイティブ
  • スタジオ: ソフトバンククリエイティブ
  • メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 価格: ¥ 735
  • 発売日: 2006/11/16
  • 売上ランキング: 34210
  • おすすめ度 3.5

20代、30代女性のどうでもいいような疑問や悩みに対し、村上龍がどんどん答えていくという内容の本。何かの雑誌の掲載されていたものを、一冊の本にまとめたもののようです。

質問の内容があまりにもどうでもよくて、時々読んでて笑っちゃうものも多いのですが、女性の悩みも千差万別なんだなぁと思いつつ読んで行きました。肝心の村上龍の答えも、なんか普通のおっさんが答えてるような内容ばかりで、もう少し掘り下げてほしいかなぁとも思いました。まぁ参考にはなるのですが。

「村上龍ならこう答える」っていう刺激が欲しい本ですね。

わたしは甘えているのでしょうか?27歳・OL
わたしは甘えているのでしょうか?27歳・OL
  • 発売元: 青春出版社
  • レーベル: 青春出版社
  • スタジオ: 青春出版社
  • メーカー: 青春出版社
  • 価格: ¥ 1,533
  • 発売日: 2006/09/01
  • 売上ランキング: 1857
  • おすすめ度 3.5
ビューティフル・マインド
ビューティフル・マインド
  • アーチスト: ラッセル・クロウ
  • 発売元: 角川エンタテインメント
  • レーベル: 角川エンタテインメント
  • スタジオ: 角川エンタテインメント
  • メーカー: 角川エンタテインメント
  • 価格: ¥ 3,990
  • 発売日: 2005/04/28
  • 売上ランキング: 12190
  • おすすめ度 4.5

ようやく見る事が出来ました。自分と同じ統合失調症の天才数学者、ナッシュの学生時代からノーベル賞受賞までの人生を描いた作品です。事実をもとにしているとはいえ映画だけあって、同じ統合失調症の俺から見てもこれはないだろう、っていう描画が多かったのですが、それでも十分楽しむ事ができました。

統合失調症の幻視っていうのは主に被害妄想が主体で、あんな風に特定の人間が見えたりするわけじゃなく、あれはどちらかというと幻聴だよなあと思いました。病院に入院していた時も、幻聴の相手をして叫んでる患者さんはいましたが、幻視では無かったような気がします。

個人的にやたら共感できたのが、薬を飲んでると頭が働かなくなるっていう部分。ここは自分も薬物療法をしている身としては、思い当たるふしが多く、自分も薬飲みたくねーってなっているので、自分とだぶって見えてしまいました。しかし、薬を中断してすぐに再発してるシーンなど見ると、やっぱ続けないとダメだよなぁと思っても見たり。

終盤は症状も落ち着いてきて、感動のノーベル賞受賞シーンへ。アリシアへ向けたメッセージでは少しジーンと来てしまいました。実際の統合失調症の人に比べるとナッシュはだいぶ恵まれているよなぁとも思いましたが、それも献身的な嫁さんのお陰でしょう。俺もあんな嫁ほしいぜってところで感想文はしめておきます。お勧めの映画でした。

Webの現状をユーザーサイドから眺めたこの本。とにかく使って見る事をテーマにいまだバズワードと呼ばれる「Web2.0」をわかりやすく説明しています。とくにユーザー視点から見たWeb2.0の法則では

  1. いつでもどこでもつかえる
  2. 共有から価値が見つかる
  3. 企業からユーザー主体へ
  4. 趣味は実益を兼ねる
  5. マスとニッチの関係が変わる

Web2.0でビジネスが変わる

の5つの法則を挙げています。技術や金がなくてもユーザーサイドからビジネスを始めることのできるWeb2.0に関して、好きなことを仕事にするという著者本人の体験談なども紹介されています。Web2.0についていろいろな本が発売されていますが、本書はユーザー視点で書かれており、今何が起こり、これから何が起ころうとしているのかを、知りたい人にはおすすめの1冊です。

Web2.0でビジネスが変わる
Web2.0でビジネスが変わる
  • 発売元: ソフトバンククリエイティブ
  • レーベル: ソフトバンククリエイティブ
  • スタジオ: ソフトバンククリエイティブ
  • メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 価格: ¥ 735
  • 発売日: 2006/06/16
  • 売上ランキング: 277
  • おすすめ度 4.0

鏡の法則

9割が泣けるって言うから期待して読んだのに全然泣けなかった。たぶん泣けるとか泣けないとか別にして、評価しないとダメなのだろう。物語はいじめにあっている子供の相談をある経営コンサルタントに相談するところから始まる。自分の人生とは心の鏡であり、問題には必ず原因と結果が存在する事を指摘しています。

普段、人間関係に悩んでる人には、なかなか実践できなさそうな事も書いてあり、本気にするにはちと辛いところがあるのかもしれません。嫌な人にも感謝の気持ちを持つという事で、目の当たりにしてる問題点を解決しようとするところなど、たぶん自分には絶対できない。自分の場合、親父が既に他界しているため、実践すらできないのですが、それでも生きてたら試そうとは思うかも。思うだけで、できないけど。

短めの小説なので、とりあえず読むだけならすぐに出来ます。ネットでも公開されている模様。

鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール
鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール
  • 発売元: 総合法令出版
  • レーベル: 総合法令出版
  • スタジオ: 総合法令出版
  • メーカー: 総合法令出版
  • 価格: ¥ 1,000
  • 発売日: 2006/05/10
  • 売上ランキング: 9
  • おすすめ度 4.5
プログ進化論 ― なぜ人は日記を晒すのか
プログ進化論 ― なぜ人は日記を晒すのか
  • 発売元: 講談社
  • レーベル: 講談社
  • スタジオ: 講談社
  • メーカー: 講談社
  • 価格: ¥ 840
  • 発売日: 2006/04/21

ブログって何かよく知らない層に向けた、ブログの紹介本です。さまざまなブログを個別のエピソード別に分類して紹介しています。内容はだいぶ初心者向けな気がするのですが、知らなかったブログなども紹介されてまして、わりと参考になる部分も多いかと思います。

YESと言わせる文章術―自分の意見が面白いほど伝わる
YESと言わせる文章術―自分の意見が面白いほど伝わる
  • 発売元: 青春出版社
  • 価格: ¥ 700
  • 発売日: 2002/10
  • 売上ランキング: 118,600
  • おすすめ度 3.5

とりあえず読了しました。小学校で習うような名文を目指すのではなく、誰にでもわかりやすい文章を書けるようになるための、テクニックを中心とした文章術の本です。はじめに基本的な文章の「型」を徹底的にマスターした後、わかりやすくするコツや説得力を増すためのテクニックを中心に紹介しています。内容はとてもシンプルで、悪文と良文を比較しながら、それをどうやって改善していくのかを中心に解説していくスタイルです。アマゾンのレビューにも書いてあるように、本当に何も書いた事が無い人にはお勧めの本だと思います。