FP(ファイナンシャルプランナー)2級の試験が2019年1月27日に実施されます。受験申込は2018年11月12日から開始。
FP2級はお金に関する知識を体系的に学んだことを確認することができる試験です。試験は学科と実技の2つの分野で行われます。どちらも筆記試験ですが、学科はマークシート、実技は記述式で実施されます。合格ラインは60%です。学科の合格と実技の合格は別々に判定されます。9月の試験で学科のみ合格したので、来年1月の試験は実技のみ受験する、という事も可能です。しかし、2級FP技能士を取得するためには、学科と実技の両方の合格が条件となります。
また、FP技能試験を実施している団体は2団体あり、各試験実施団体において実技試験の科目が異なります。
FP2級の学科試験概要
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
FP2級の受験資格
FP2級を受験するためには、以下の条件のうち一つを満たす必要があります。
- 日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
- 3級FP技能検定の合格者
- FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
- 厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者
一般的には、FP3級に合格してからFP2級を受験するという方が多いです。また、AFP認定研修はFP3級を飛ばしていきなりFP2級を受験する人のためのルートです。FP2級に合格してからAFP認定研修を受講することもできます。
FP2級の実技試験概要
試験実施団体 | 実技科目 |
NPO法人 日本FP協会 | 資産設計提案業務 |
一般社団法人 金融財政事情研究会 | 資産相談業務 個人資産相談業務 中小事業主資産相談業務 生保顧客資産相談業務 損保顧客資産相談業務 |