中小企業診断士の勉強とシナジー効果を狙って受講した科目でしたが、なかなかのくせものでした。数字の計算が多い科目だと思っていたのですが、予想以上に知識のインプットが求められる科目であり、苦戦しました。計算問題は計算問題で、日商簿記1級レベルの内容も含まれているので、苦手な人は苦労したと思います。
印刷教材の目次は以下の通り。
■1章:身近な「会計」
■2章:会計の基礎的前提
■3章:企業会計の目的と諸領域
■4章:複式簿記と財務諸表の構成要素
■5章:企業会計に関わる法規制
■6章:企業会計の基準と国際的対応
■7章:損益計算と資産・負債の関係
■8章:収益・費用と資産・負債の計算基準
■9章:金融商品に関わる取引
■10章:棚卸資産に関わる取引
■11章:固定資産に関わる取引
■12章:引当金・純資産に関わる取引
■13章:政府会計制度
■14章:政府会計の新たな動向
■15章:非営利法人の会計
会計全般を広く浅く学ぶのが趣旨なので、印刷教材では各章の内容については、それほど深くつっこんだ印象はありませんでした。例えば5章の「企業会計に関わる法規制」なんて、真剣に取り扱えば1冊の本になるでしょう。まぁ放送大学はどれもそんな感じの科目ですが・・・
会計が好きな人は結構楽しめる科目だと思います。ちなみにこの科目は2019年で閉講します。2020年1学期からは「現代の会計(’20)」となりリニューアルです。
試験概要 | |
試験結果 | @ |
持ち込み | 持ち込み可 |
難易度 | B |