ファイナンシャルプランナー(FP)

LECのAFP認定研修とは?AFP資格の概要とAFP認定者になるまでの流れを徹底解説

LEC(東京リーガルマインド)のAFP認定研修が気になります。教材や講座の内容について具体的なことが知りたいです。ぶっちゃけ難しいですか?

この記事では、こんな悩みを解決します。

私は週末ファイナンシャルプランナーですが、最終的にはFP1級合格とCFP認定者になることを目指しています。そのための登竜門となるのが、AFP認定者になることです。AFP認定者になるためには、指定のAFP認定研修を受講したのち、提案書を提出し合格が認められる必要があります。

AFP認定者となるために私が選択したのは「LECのAFP認定研修」です。実際に受講して2020年4月に無事AFP認定者として登録が認められました。

AFP認定証

AFP認定研修講座には他にもいろいろありますが、私はLECのAFP認定研修を選択しました。そこで今回は、

「AFPって何?」
「AFP認定研修の内容」
「AFPになるメリット」

これらについて徹底解説します。よろしければご参考ください。

AFP(Affiliated Financial Planner)とは?

日本FP協会によるとAFP(Affiliated Financial Planner)とは以下のような技能を持った人材であると定義されています。

AFP資格は、FPとして必要かつ十分な基礎知識を持ち、相談者に対して適切なアドバイスや提案ができるFP技能を習得した者に与えられる資格です。

つまりFP(ファイナンシャルプランナー)としてお金に関する一定の知識を持っている人材であることを証明する資格がAFPです。

このAFP認定者となるためには、以下の登録要件を満たす必要があります。

・日本FP協会が認定した認定教育機関での「AFP認定研修」を修了していること
・指定試験(2級ファイナンシャル・プランニング技能検定)に合格すること
・AFP資格登録期限内に登録申請すること
・日本FP協会の定める定款や会員倫理規程等を順守することに同意すること

この4つの要件を全て満たすことで、AFP認定者となることができます。「FP2級試験合格」と「AFP認定研修の終了」が大きな山となります。

FP2級とAFPの違い

日本FP協会の独自の資格であるAFPと、FP2級(ファイナンシャルプランニング技能士2級)はよく比較されます。AFPとFP2級の違いについてまとめてみました。

  FP2級 AFP
認定されるライセンス 2級ファイナンシャル・プランニング技能士 AFP
資格取得後の更新 更新不要 2年ごとの更新が必要
会員登録 無し 有り
資格の認定機関 国(国家資格) 日本FP協会

大きな違いとして、FP2級は試験に1度合格すれば永久に認定される資格ですが、AFPは認定後も2年おきに資格の更新が必要になる点です。AFPの更新にはセミナーや研修などの参加や、通信教育での学習などで、所定の単位を取得する必要があります。

AFPになるメリット

AFPになる4つのメリットを紹介します。

メリット1:日本FP協会から毎月会報誌が送付される

日本FP協会から「FPジャーナル」という会報誌が毎月届きます。これは日本FP協会に所属している全ての会員に送付されます。

実際にFPとして活動している人の記事や、お金に関する最新情報が得られるため、個人的にはとても有益な会報誌だと思います。非売品なのでFP協会の会員でなければ購読できません。日本FP協会の会員用のMyページでは、FPジャーナルの電子版を読むことができます

メリット2:FPとして最新の知識を得られる環境になる

メリット1で紹介したFPジャーナルに加えて、AFP認定者でなければ受講できない研修やセミナーなどにAFP認定者は参加できます。また2年おきに資格の更新が必要なので、FPとして常に最新の知識をインプットできる環境に身をおくことになります。

メリット3:CFP試験の受験要件が得られる

CFPとはFPの国際資格であり、AFPの上位資格と位置付けられています。AFPやFP2級の合格に求められる知識よりも、さらに深い理解と知識が求められます。CFP試験の受験要件の一つとして、AFP認定者であることが求められます。FPとして高い専門性を身につけ、実務でも専門性を活かしたい人にとって、CFP試験に合格してCFP認定者になることは、必須であると言えるでしょう。

メリット4:AFPになると名刺に記載できる

AFP認定者になることで、名刺にAFPであることを記載できます。実際に銀行員や保険会社の方の名刺を見ると、「AFP」のロゴやAFP認定者であることを記載している方が多い事がわかります。AFPになることでお金のスペシャリストとして認められ、名刺などでアピールすることができるでしょう。

AFP認定研修とは

AFPになるためのAFP認定研修には大きくわけて4つあります。

・基本課程
・技能士課程
・3級課程
・税理士課程

基本課程はFP3級にも合格していない人向けの認定研修です。基本課程を修了するとFP2級の受験資格が得られ、合格後に所定の手続きをすると、AFP認定者になれます。

技能士課程は2級以上のFP試験に合格した人向けの認定研修です。基本課程に比べて短期間の通信講座で研修を終えられます。この記事で紹介するAFP認定研修は、この技能士課程に当たります。

3級課程は3級FP技能検定向け講座を修了した人向けの認定研修です。

税理士課程はAFP認定研修の受講時点で、税理士会あるいは公認会計士協会に登録されている人向けの認定研修です。税理士課程を受講し所定の手続きを経るとAFP資格が得られますが、2級FP技能士として認められるためには、2級FP技能検定の合格が必要です。

私は、

FP3級試験合格

FP2級試験合格

AFP認定研修(技能士課程)

のルートでAFPになりました。AFPになることを目指すのであれば、このルートがもっともコスパが良い方法です。

LECのAFP認定研修の内容

技能士課程のAFP認定研修では、FPになったつもりでクライアントに提出する「提案書」を作成します。LECの場合、作成した提案書を提出して60点以上とれば合格となります。

それではLECのAFP認定研修はどのような内容なのでしょうか。内容について詳しく紹介します。

受講形態は通信のみ(教材発送版を選ぼう)

LECのAFP認定研修は通信教育のみで、3つの受講形態から選択できます。

  受講料 質問機能
教材発送版(Web) 15,400円(税込み) 質問機能あり
教材発送版(DVD) 23,100円(税込み) 質問機能あり
Webアップ版(Web) 11,000円(税込み) 質問機能なし

注意点として「Webアップ版」には質問機能がありません。そのため提案書作成中に疑問点があっても、LECに問い合わせることができません。

私は教材発送版を受講して提案書を作成しました。質問機能は使いませんでしたが、提案書作成中にわからない事はかなりありました。疑問点にぶつかるたびに、ネットで検索して解決しましたが、効率が悪かったのは確かです。

もし予算に余裕があり、いざという時のために質問したい人は「教材発送版」の認定研修を選択することをおすすめします。

配布される教材

LECのAFP認定研修で送付された教材について紹介します。

受講のご案内 【受講のご案内】
AFP認定研修の進め方や提出課題についての説明が記載されています。
FP総論 【FP総論】
FPが学ぶべき内容をコンパクトにまとめた教材です。LECのAFP認定研修の動画教材で使われます。FPとしては有益な内容ですが、提案書の作成には直接的な関係はありません。
提案書アドバイザー 【提案書アドバイザー】
提案書の作成に必要な情報や、提案書のサンプルが記載されている教材です。AFP認定研修のなかで、最も重要なものです。LECでは「住宅取得プラン」または「リタイアメントプラン」のどちらかを選択して提案書を作成します。

提案書作成のポイント

LECのAFP認定研修で提出する提案書は、提案書アドバイザーの2つのサンプル「住宅取得プラン」あるいは「リタイアメントプラン」のどちらかから選択して作成します。どちらの提案書でも基本的な内容は以下のようになります。

・プラン作成にあたって
・クライアントのプロフィール
・クライアントの希望
・クライアントの問題点
・クライアントの問題点の解決策
・おわりに

LECのAFP認定研修の提案書アドバイザーには、完全な提案書のサンプルが記載されているので、基本的な流れについては、提案書アドバイザー通りの流れで作成すれば問題ないと思います。

しかし「問題点」と「問題点の解決策」において、キャッシュフロ―表を作成する必要があります。これがなかなか大変です。難しいというより、面倒くさいです。さらに正しい数字で作る必要があるため、Wordだけでなく、Excelも使って計算しなくてはなりません。電卓だけでは厳しいでしょう。

ただAFP認定研修では、提案書全体の構成や流れを理解しているかどうかが問われるため、キャッシュフロ―表の細かい数字まではチェックしていないと言われています。

私はWordで作成したのですが、表紙や目次の構成、見出しなど、クライアントに提案するための文書であることを意識して、提案書の見た目にはかなりこだわりました。誤字脱字もしっかりとチェックした方がよいでしょうね。

提出する提案書は、提案書アドバイザーのケースに準じて作成する必要があるため、どうしても似通ってしまうところがあると思います。実際に私が作成した提案書の中身も、提案書アドバイザーの内容とほとんど同じ部分があったりしました。

結果的にそれでも合格できたので、あまりオリジナリティにこだわる必要はないのかもしれません

提案書で不合格になることってあるの?

AFP認定研修の提案書を作成している時に、インターネットでいろいろな情報を集めましたが、AFP認定研修で不合格になった人は見つかりませんでした。LECのAFP認定研修の場合、60点合格すれば良いため、それほど難易度は高くなさそうです。

しかし、いい加減な提案書を提出してしまうと、当然不合格になってしまう可能性はあります。

LECのAFP認定研修では提出した提案書が不合格だった場合、FP課から連絡が来て再提出が求められるようです。一発で合格できるためにも、自分なりのベストを尽くして提案書を作成した方が良いでしょう。

LECのAFP認定研修が他よりも優れているところ

LECのAFP認定研修は、他のAFP認定研修よりも比較的価格が安く、教材発送ありを選択すれば無料で無制限の質問機能も使うことができます。いざという時に質問できるのは、提案書を作成する時にも安心ですよね。

またオンラインで受講できる講義動画も充実しています。提案書アドバイザーの解説や作成時の注意点なども動画講義でレクチャーしてくれるため、効率良く提案書を作成することができます。

教材発送版を選択しても、LECのマイページから教材のPDFデータのダウンロードが可能です。なので、教材発送版には「価格が高い」という以外のデメリットはありません。ぜひ教材発送版を選択しましょう。

LECのAFP認定研修の詳細はこちら

LECのAFP認定研修の受講開始からAFP認定までの流れ

実際に私がLECのAFP認定研修を受講して、AFP認定者になるまでの流れを紹介します。

2019年4月5日 LEC AFP認定研修申込
2019年4月下旬 LECからAFP認定研修の教材が届く
2019年5月1日 受講開始日(講座申込の翌日1日が受講開始日)
2020年2月19日 LECに提案書を郵送
(簡易書留あるいは宅配便で送ることが必要です)
2020年3月9日 AFP認定研修証明書が届く
2020年3月10日 日本FP協会に会員登録手続きをする
2020年4月1日 AFP資格登録認定

私の場合、このような流れでAFP認定者となりました。受講開始から提案書の郵送までかなり時間があいてしまったのは、単純に提案書の作成を後回しにしすぎたからです。集中して取り組めば、提案書は2,3日で作成できると思います。早くAFPになりたい人は、さっさと提案書を作成して提出することをおすすめします。

まとめ

私はFP2級の合格から1年以上たってからAFPに認定されました。AFP認定者となることで、FPとしての活動をさらに広げることができますし、CFPを目指すためのモチベーションにもなります。

私はLECのAFP認定研修を選択して良かったと思っています。もしこれからAFPを目指しているのなら、LECのAFP認定研修がおすすめです。

LECのAFP認定研修の詳細はこちら

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目標必達のために鬼努力を惜しまない個人事業主。記事執筆・ホームページ制作・メディア運営・コンサルティングのお仕事をしています。立命館大学中退。放送大学教養学部の全科履修生。中小企業診断士とFP1級を目指してハードに勉強中。

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