資格取得ガイド

フリーランスにおすすめの資格は?職種別に資格をまとめてみました

フリーランスで仕事をするのに、資格って必要かな? 仕事を有利に進めるためにおすすめの資格ってありますか?

この記事では、こんな悩みを解決します。

フリーランスになるために絶対に必要な資格というものはありません。しかし個人で仕事をするスタイルであるフリーランスには、仕事を受注するために実績や能力をクライアントに示すことが必要不可欠です。実績や能力の示すためには、どうしたら良いでしょうか。

そんな時、フリーランスとして未経験の分野や、あまり実績がない分野での仕事を受注するために、関連した資格を取得してクライアントにアピールするのも一つの方法です。

今回はフリーランスに必要な資格について、職種別にまとめてみました。資格の取得を検討しているフリーランスの人は、ぜひご参考にしてください。

フリーランスに資格は必要?

最近、フリーランスとしてWebエンジニアやWebライター、コンサルタントなどの仕事を始める人が増えてきました。会社員時代と同じ仕事をフリーランスとして始めたり、全くの未経験の分野の仕事を副業という形で始めたりなど様々です。

フリーランスとして仕事を始めるにあたり、気になるのが十分な仕事が得られるかどうか、そして仕事をするのに必要な知識やスキルを自分が持っているかどうかです。

すでに十分な実績と能力を持つ職種でフリーランスを始める人は、資格は不要だと考えるかもしれません。しかし未経験の職種でフリーランスを始める場合、関連する資格を取得してアピールすることで、やる気や能力を認められて、案件の受注につながることがあります。

フリーランスにとって必要な資格は、仕事の内容や職種によって大きく異なります。

そこで今回は、

  • Webエンジニア
  • Webライター
  • コンサルタント

の3つの職種について、フリーランスにおすすめの資格についてご紹介します。これらの職種でフリーランスを始めようと思っている人は、ご参考ください。

Webエンジニアにおすすめの資格

WebエンジニアはPHP、Python、JavaScriptなどのプログラミング言語を駆使して仕事する職種です。Webエンジニアと一言で言っても、クライアントの業務や開発するソフトウェアによって、求められるスキルは大きく異なります。

しかし全てのWebエンジニアにとって基本となるのがプログラミングと、その開発環境のスキルです。

そこでフリーランスのWebエンジニア向けの資格として、以下の4つの資格を紹介します。

  • 基本情報技術者
  • Linux技術者認定
  • PHP7技術者認定初級試験
  • HTML5プロフェッショナル認定試験

それでは順にみていきましょう。

基本情報技術者

基本情報技術者はIPA(情報処理推進機構)が実施している情報処理技術者試験の国家資格です。エンジニアやプログラマ―にとっては登竜門的な資格であり、多くの企業では合格することで、資格手当や一時報酬金の対象となっている有名資格です。

試験は午前と午後に分かれて実施されており、どちらもマークシート形式で解答します。

毎年、春と秋に試験が実施されており合格率は30%程度です。合格するためにはITに関する幅広い知識が求められているため、対策なしで合格するのは非常に難しいでしょう。

そのためフリーランスのWebエンジニアにとって、基本情報技術者に合格することは、基本的なITの知識とスキルを所有していることを証明する方法として活かすことができます。

資格名 基本情報技術者
試験時間 午前150分、午後150分
出題数 午前80問、午後11問(解答数5問)
合格基準 午前60%、午後60%
試験方式 午前・午後共にマークシート形式
受験料 5,700円
公式サイト https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html

Linux技術者認定

Linuxは様々なサーバーでOSとして使われているソフトウェアです。このLinuxのスキルを認定するための資格として「LPIC」と「LinuC」の2つの認定試験が日本で実施されています。

LPICはLinuxの国際資格であり、LinuCはLPICを参考にして日本国内のみで実施されているLinux資格です。そのためLPICとLinuCには多くの共通点があります。

例えばLPICもLinuCもレベル1からレベル3まで難易度別に試験が実施されています。それぞれのレベルにおける出題内容も似通っています。またどちらもパソコンを使って解答する試験です。

WebエンジニアとしてはLPICとLinuCのどちらを受験しても同じように評価されます。歴史があり世界共通のスキルを認められたい場合はLPICを受験し、日本に最適化され新しい資格が欲しい場合はLinuCを受験すれば良いでしょう。

資格名 LPIC
試験時間 レベル1(90分)レベル2(90分)レベル3(90分)
出題数 レベル1(60問)レベル2(60問)レベル3(60問)
合格基準 65%~75%
試験方式 CBT方式(選択問題・キーボード入力)
受験料 15,000円
公式サイト https://www.lpi.org/ja/
資格名 LinuC
試験時間 レベル1(90分)レベル2(90分)レベル3(90分)
出題数 レベル1(60問)レベル2(60問)レベル3(60問)
合格基準 60%程度
試験方式 CBT方式(選択問題・キーボード入力)
受験料 15,000円
公式サイト https://linuc.org/

PHP7技術者認定初級試験

プログラミング言語PHPのスキルを認定する資格がPHP7技術者認定初級試験です。2019年5月よりスタートした新しい試験です。

試験内容はPHPの基本的な文法を問うものが多く、業務でPHPを使用している人にとっては、非常に簡単に感じられるでしょう。

しかしPHP未経験者にとっては、合格に向けてある程度の試験対策が必要です。もともと他のプログラミング言語を経験していたエンジニアが、新しくPHPを取得するために勉強するのがおすすめの受験方法です。

資格名 PHP7技術者認定初級試験
試験時間 60分
出題数 40問
合格基準 70%程度
試験方式 CBT方式(選択問題・キーボード入力)
受験料 12,000円
公式サイト https://www.phpexam.jp/summary/novice7/

Webライターにおすすめの資格

クラウドソーシングの普及に伴い、人気急上昇中の仕事がWebライターです。Webライター向けの資格を紹介します。

Webライティング技能検定

Webライティング技能検定は一般社団法人日本クラウドソーシング検定協会が実施している検定です。

Webライターとしてマナーやクラウドソーシングの活用方法への理解を問う「基礎編」と、ライティング全般について、基本的な能力があるかどうかが問われる「実践編」の2つの指標から資格認定を行います。

Webライティング技能検定に合格することで、Webライティング実務士となり、ランサーズなどのクラウドソーシング上で特典をもらうことができます。

資格名 WEBライティング技能検定
試験時間 90分
出題数 択一式(50問)記述式(4問)
合格基準 非公開
試験方式 自宅でインターネットに接続されたパソコンで受験
受験料 6,000円
公式サイト https://crowd-kentei.or.jp/

Webライティング能力検定

Webライティング能力検定は一般社団法人日本WEBライティング協会が実施している検定です。

Webライティングに必要な正しい日本語やSEOの知識、法律や炎上対策などWebライターに必要なスキルを幅広く学習できる資格です。

出題される問題を解答して、得点によって1級から3級まで認める形式を採用しています。試験範囲は以下の6分野です。

・国語
・Webライティング基礎
・コピーライティング、メールライティング
・SEO
・法律、倫理、炎上対策
・ミニ論文

これら6分野がそれぞれ16点満点で、合計88満点の試験です。1級が80点から88点、2級が70点から79点、3級が53点から69点です。53点以下は資格なしとなります。

資格名 Webライティング能力検定
試験時間 90分
出題数 マークシート形式・200から300文字のミニ論文
合格基準 得点により3級から1級まで認定
試験方式 72問
受験料 13,500円
公式サイト https://日本webライティング協会.com/

自分の専門分野に特化した資格もおすすめ

Webライターとして仕事をするにあたり、自分の専門分野に特化した資格を取得するのもおすすめです。Webライターの仕事は、どのような知識やスキルを持っている人でも成り立つお仕事だからです。

例えば保険や相続についてのライティングならば、ファイナンシャルプランナーの資格がおすすめです。また不動産なら宅建なども良いでしょう。

他も心理学や美容、法律など活躍しているWebライターは何かしらの専門分野を持っています。まずは自分の興味のある分野について調べてみて、良さそうな資格を見つけたら、資格取得に向けて学習することをおすすめします。

コンサルタントにおすすめの資格

フリーランスのコンサルタントとして活動している人も増えてきました。自分の専門分野や得意分野で企業診断や経営支援を行っています。このようなコンサルタント向けの資格として、イチオシの資格が中小企業診断士です。

中小企業診断士

中小企業診断士は経営コンサルタント唯一の国家資格と呼ばれている資格です。税理士や社労士のように独占業務があるわけではありませんが、試験に合格することで経営に関する幅広い知識を身につけられます。将来コンサルタントになりたい人だけでなく、ビジネスマンとしてスキルアップを目指したい人にもおすすめの国家資格です。

資格名 中小企業診断士
試験時間 1次試験(60分または90分)2次試験(80分)
出題数 1次試験(20問~40問程度)2次試験(事例Ⅰから事例Ⅳ)
合格基準 60%
試験方式 1次試験(マークシート)2次試験(記述式)
受験料 1次試験(13,000円)2次試験(17,200円)
公式サイト https://www.j-smeca.jp/contents/007_shiken.html

日商簿記3級は全てのフリーランスにおすすめの資格

フリーランスとして仕事をする場合、毎年2月から3月にかけて確定申告をしなくてはなりません。

会社員の場合、毎年12月に会社にて年末調整をすれば税金の手続きは不要ですが、フリーランスの場合は日々の仕事に対する収入を自分で記録しておき、事業所得としてまとめて所得税を計算して、納税するまでの一連の作業が必要です。これが確定申告です。

最近ではクラウド会計ソフトが充実しているので、あまり手間はかからなくなりましたが、最低限の簿記の知識がないと、確定申告でつまずく可能性があります。この確定申告に必要な知識を身につけられる資格が、日商簿記3級です。

日商簿記3級では、売上や売掛金、経費などの仕訳の方法を学ぶことができます。必要最低限の仕訳の知識が身についていないと、クラウド会計ソフトを使っても、取引を正しく仕訳けることは難しいでしょう。クラウド会計ソフトでは、取引を自動的に仕訳ますが、間違っていることもあります。

これからフリーランスを目指しているのならば、最低限の簿記の知識は必要不可欠です。そしてそのスキルを身につけられる資格が日商簿記3級というわけです。

資格取得を取得して本業に活かそう

ここまで、

  • Webエンジニア
  • Webライター
  • コンサルタント

の3つの職種のフリーランスにおすすめの資格を紹介してきました。それぞれ専門分野を活かしてする仕事であり、活かせる資格が多数あることがおわかりいただけたかと思います。

資格を取得することで、仕事に関連した知識やスキルを身につけられます。しかし資格取得を目的とするのではなく、あくまでも本業の業務を優先することは言うまでもありません。本業に活かすことを前提として資格を取得するということを心がけておきましょう。

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目標必達のために鬼努力を惜しまない個人事業主。記事執筆・ホームページ制作・メディア運営・コンサルティングのお仕事をしています。立命館大学中退。放送大学教養学部の全科履修生。中小企業診断士とFP1級を目指してハードに勉強中。

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