2019年1学期に受講した「技術経営の考え方 ’17」の講義雑感です。
講義概要
技術経営とは技術を重要な資産として捉え、企業や機関が研究、開発、事業化、そして普及に関わるプロセスを効率よくマネジメントし、イノベーションを創出するための知識を習得する学問領域の事である。
授業の目標
技術や専門知識を活用して活躍している社会人やイノベーション創出に興味がある個人を対象として、効果的なイノベーション創出に関わるマネジメントについてグローバルな視点から知的滋養を養うのが目標である。
履修上の留意点
教科書を読み、ラジオ教材を聞いた上で、参考文献など各自参照することが求められる。
講義雑感
いちおうしっかり学習したつもりであるが、試験が終わってしばらく経ってみると、何を学んだ科目なのか、いまいち思い出せない科目である。同学期に受講した「経営学概論」と一部重複する内容はあるが、より抽象的な論点が多いように感じた。印刷教材の目次は以下の通り。
■1章:技術経営とは
■2章:科学、技術とイノベーション
■3章:技術開発と技術競争力蓄積、技術普及
■4章:企業戦略と技術戦略
■5章:アントレプレナーシップ
■6章:複雑性と意思決定
■7章:組織マネジメント
■8章:研究開発のマネジメント
■9章:知的財産のマネジメント(1)
■10章:知的財産のマネジメント(2)
■11章:分野別の技術経営(1)
■12章:分野別の技術経営(2)
■13章:国家的イノベーションシステム
■14章:エコシステム論
■15章:今後の技術経営の課題
技術や研究開発、知財など言葉だけ見ると知っている単語でも、学問として学ぶと、とても奥が深い言葉であることを実感した。試験には合格したが、この科目の内容を、さらに理解するためには、まだまだ学習が足りていないことを実感している。
試験概要 | |
試験結果 | @ |
持ち込み | 持ち込み不可 |
難易度 | B |