2020年1学期に受講した「情報ネットワーク ’18」の講義雑感です。
講義概要
情報通信技術の進展によって、情報ネットワークは社会的にも情報文化の面でも大きなインパクトを与えている。本科目では情報通信ネットワークを支えている基本技術や機器、インターネットの仕組み等について学習する。また社会の様々な分野で行われている情報ネットワークを利用したサービスについて学習する。
授業の到達目標
1. 各種情報ネットワークの基本技術を理解できること。
2. インターネットの仕組みを理解できること。
3. ネットワークを利用した情報サービスについて理解できること。
成績評価の方法
成績評価は、小テスト(75%)、レポート(25%)の評価により行う。
※オンライン上の学習で評価します。放送授業と異なり、通信指導や学習センターにおける単位認定試験は行いません。また、単位修得できなかった場合の再試験制度もありません。
履修上の留意点
「情報ネットワーク(’14)」(ラジオ科目)の単位を修得された学生は履修できません。
※本科目の受講には、インターネットなどの受講環境が必要です。詳細は本学ホームページをご参照ください。
講義雑感
2020年前期は、放送大学に入学してから初めてのオンライン科目を2科目受講しました。情報ネットワークはそのうちの1つです。
この科目は、
・小テスト 75%
・レポート 25%
で評価が決まります。
レポートは中間のレポートと期末のレポートの合計2回です。
オンライン科目には印刷教材は無く、オンライン科目のWebサイトで資料と動画を見ながら学習します。個人的には紙のテキストが欲しいなぁと思いました。
具体的な学習内容は以下の通りです。
第1回 私たちの暮らしと情報ネットワーク
第2回 ディジタル信号の伝送
第3回 身近な情報ネットワーク
第4回 通信プロトコルとOSI参照モデル
第5回 TCP/IPモデルとパケット交換方式
第6回 イーサネットと伝送媒体
第7回 MACアドレスとスイッチ
第8回 IPアドレスとサブネットマスク
第9回 ルーティングとARP
第10回 TCPとUDP
第11回 名前解決の仕組み
第12回 Webの仕組み
第13回 電子メールの仕組み
第14回 情報ネットワークを利用したサービスの展開
第15回 情報ネットワークのセキュリティ
全15回で2単位もらえるタイプのオンライン科目です。
レポートの課題については詳しく書きませんが、それほど難しくない内容です。各回ごとに小テストが設けられていますが、それも講義内容を見ながら回答すれば満点が取れます。じっくりやれば良いでしょう。
試験概要 | |
試験結果 | @ |
持ち込み | 持ち込み不可 |
難易度 | B |
情報ネットワーク ’18の理解を助ける参考書
情報ネットワークということで、全体的に専門性の高い内容ですが、ITに強い人だったらそれほど苦労しないと思います。難易度で言えば「マスタリング TCP/IP 入門編」レベルです。