スポンサーリンク
2020年2学期に受講した「初歩からの化学 ’18」の講義雑感です。
スポンサーリンク
講義概要
人類史上のエポックを画す火や青銅器・鉄器の利用は、化学反応の利用にほかならない。人類が古くから用いてきた技術には物質変化に関連した化学技術と呼ぶのがふさわしいものが数多く存在し、現在でも我々は無意識に様々な化学現象に触れそして利用している。化学は我々がもっとも古くから親しんできた科学の一分野であり、そこに見られる物質の多様性は長らく人々を魅了してきた。一方で初学者には、その多様性に起因して物質に関する脈絡に欠けた雑多な知識の総体として映ることもしばしばである。本科目では、身の回りの様々な化学現象を紹介するとともに、多様性に打ち克って成立に至った現代化学の体系を学び、統一的に物質を捉えるために必要な物の見方の獲得を目指す。
授業の目標
物質の成り立ちの基礎について理解する。多様な物質が生まれる普遍的な原理、多様な物質に共通する普遍的な性質の観点に立って物質世界の多様性を捉える物の見方の基礎を身につけることを目標とする。
履修上の留意点
本科目は「化学結合論-分子の構造と機能(’17)」「化学反応論-分子の変化と機能(’17)」「エントロピーからはじめる熱力学(’20)」の序論にもなっている。今後これらの科目の受講を考えている方、もしくは以前これらを受講して難しいと感じた方にとくに受講をおすすめしたい。
講義雑感
試験概要 | |
試験結果 | @ |
持ち込み | 在宅 |
難易度 | A |
初歩からの化学 ’18の理解を助ける参考書
スポンサーリンク
スポンサーリンク