【放送大学講義雑感】社会福祉実践の理論と実際 ’18

2020年2学期に受講した「社会福祉実践の理論と実際 ’18」の講義雑感です。

1 講義概要
2 授業の目標
3 履修上の留意点
4 講義雑感
5 社会福祉実践の理論と実際 ’18の理解を助ける参考書

講義概要

現代社会における激しい社会変動は、家族や地域生活のあり方、労働場面等に大きな影響を与えている。また、少子高齢化社会の到来により、夫婦や親子、地域社会のあり方などが大きく変容し、人々の生活基盤は脆弱になっている。そのようななか、豊かで安定した生活を支援するための社会福祉実践はますます重要になっている。社会福祉実践は多岐にわたるが、本講義ではⅠ部（１回から10回）では社会福祉実践の理論的な枠組みとしてソーシャルワークの理論を学ぶとともに、Ⅱ部（11回から15回）では具体的な実践事例についても理解する。社会福祉士等、福祉関係の国家資格を目指す人に基礎知識を提供することが可能である。

授業の目標

社会福祉実践の理論的な枠組みとして、ソーシャルワークの基本理念や生活支援の方法を学ぶとともに、実践事例を知ることで、現代社会における社会福祉実践の意義と課題を理解する。

履修上の留意点

「社会福祉への招待(’16)」を履修していることが望ましい。関連科目として、「人間にとって貧困とは何か(’19)」「少子社会の子ども家庭福祉(’15)」「高齢期の生活変動と社会的方策(’19)」「社会福祉と法(’16)」「地域福祉の現状と課題(’18)」等の社会福祉領域の科目を履修することを薦める。
※この科目は、生活と福祉コース開設科目ですが、社会と産業コースで共用科目となっています。