2020年2学期に受講した「著作権法 ’18」の講義雑感です。
講義概要
情報社会あるいは知識基盤社会と呼ばれる今日において、知的財産の創造を促進し、その有効かつ適切な活用を図る上で、知的財産権に関する法制度が重要な役割を果たす。知的財産権制度の中にあって、小説や論文、美術、デザイン、音楽、映画、アニメ、プログラムなどの著作物、及びレコード、アーティスト、放送等を保護する著作権法は、特定の職業に携わる方々のみならず、全ての人々にかかわる法律であり、この講義では、著作権制度の基本的な事項及び実際的な課題について総合的に学習を進めていく。
授業の目標
全15回の講義を通じ、具体的な事例を踏まえつつ、著作物を利用するに当たり著作権法がどのようにかかわっているかということを的確に理解し、日常生活の中で法に基づく適切な判断ができるようにするとともに、職業生活において著作物の創造及び利用を行う上で必要となる法的素養を培う。
履修上の留意点
民法の不法行為について事前に又は並行して学習することにより、著作権侵害についての理解が深められる。また、印刷教材の巻末に掲げている参考図書を活用して幅広く学習をすることが期待される。また、新聞やテレビなどで報道される著作権事件などを意識して頭に入れておくと、現実社会の中での法律の役割が理解し易い。
※この科目は、社会と産業コース開設科目ですが、情報コースで共用科目となっています。
※なお、本科目は、一般社団法人日本音楽著作権協会から支援を受けています。
講義雑感
試験概要 | |
試験結果 | A |
持ち込み | 在宅 |
難易度 | B |