書評

論理エンジンで文章力アップ!あなたも突然、上手に書けるようになる 7日間「大人の論理エンジン」で本物の文章力が身につく

「論理エンジン」や予備校の現代文の講師として有名な出口汪さんの本です。

タイトルに「7日間~」とついていますが、基礎的な内容について理解しやすく書かれているため、おそらく一日で読めてしまうと思います。本書の大まかな流れは以下の通り。

  • 第一日目 たった一週間で、一生、使える武器が手に入る
  • 第二日目 社会人生活が長いほど、誰もがはまる落とし穴がある
  • 第三日目 あの「現代文のカリスマ」が直接「論理エンジン」を伝授 文章上達への道・初級編Ⅰ
  • 第四日目 あの「現代文のカリスマ」が直接「論理エンジン」を伝授 文章上達への道・初級編Ⅱ
  • 第五日目 あの「現代文のカリスマ」が直接「論理エンジン」を伝授 文章上達への道・中級編
  • 第六日目 文章上達への道・上級編 推敲能力が上達の決めてだ
  • 第七日目 突然、周りから上手だと褒められるようになる 最重要キーワード「要約力」

このような内容です。

あまり中身を見ずに買ってしまったのですが、文章作成時のテクニック以前の話もふんだんに含まれています。たとえば、適切な接続詞、助詞、助動詞を例文を用いて解説したり、文の構造図を作成するような例題があります。

ただ、後半、特に第七日目ですが、高校現代文の問題みたいな練習問題が続々出てきます。これはちょっと上手な文章を書くのとは違うんじゃないの? と思ってしまったり・・・。 あえてフォローするならば、文章制作力を身に付けるために必要な、論理力を身に付けるトレーニングといったところでしょうか。たしかに良い文章を書こうと思ったらまず、他人の書いた文章を正確に理解し、要約を作成することができた方がいいとは思いますが。

本文中に「本物の文章力が身に付く秘密」として様々なポイントが紹介されています。個人的によかったのが『「思います」「~ような」は使わない』という指摘です。私はよく「思います」って書いてしまうんですよね。この本を読む前から、なんとなく気になっていた点だったのですが、本書でズバリと指摘されていてスッキリしました。

本書は上手な文章を書くための様々なテクニックよりも、日常生活や仕事の場で文章を書く時に、どのように論理を組み立て文章を作り上げていくのか、という一連の流れを知りたい方向けの本です。本書内では「他者意識」という言葉で紹介されていますが、読み手の事を考えて、どうしたら伝わる文章を作成することができるのか、あるいは、普段文章を書いているけど、いまいち相手や上司の反応が鈍い、という方にお勧めの一冊です。どうも作文は苦手だなぁと感じている人にとって、最初に読む1冊としておすすめですよ。

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目標必達のために鬼努力を惜しまない個人事業主。フリーライターとWeb制作のお仕事をしています。立命館大学中退。放送大学教養学部の全科履修生。中小企業診断士とFP1級を目指してハードに勉強中。

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