久しぶりに技術書以外の書評です。
モーニング娘。やAKB45グループのダンスの振り付けを担当されている、夏まゆみさんの本です。
私は今年で35歳になるおじさんですが、20歳前後だったころはモーニング娘。のことが結構好きでした。その中でも石川梨華ちゃん好きでしたね~。当時の石川梨華ちゃんのカワイサは本当に神がかっていたと思います。「ザ・ピース」のPVでセンターになった梨華ちゃんを見たときの衝撃は今でも記憶に新しいです。モーニング娘。がゲストで出演していた「めちゃイケ」や「うたばん」のテレビ番組も欠かさずチェックしてました。ただ、後藤真希ちゃんが卒業してしまったあたりから、だんだんと興味は薄れて行ってしまい。今でもモーニング娘。のグループが存在していることは知っていますけど、メンバーの名前まではわからなくなってしまいました。
そんな私も30歳になったころから、少しずつメディアに登場するようになっていったAKB48に注目するようになりました。AKBでは峯岸みなみちゃんが好きですね~。でも最近はパルルもいいな!って思うようになりました。
そのモーニング娘。やAKBの振り付けを担当された夏まゆみさんの本ということで、書店で見かけてすぐにレジの持って行って買ってしまいました!!
夏先生はモーニング娘。やAKBのように数多く存在するメンバーのなかでも、特に「エース」と呼ばれる人は、ほかのメンバーと何が違うのか、何を考えているのか、なぜエースなのか?などを実際のエピソードを交えて紹介しています。
本の中で紹介されている、それぞれのエピソードが本当に印象的で、あれもこれも紹介したくなるのですが、その気持ちはしまっておきます。実際に本を手に取り読んでみてください。
夏先生は本の中で、だれでも「エース」になれる、エースになれる資格は3つしかないと紹介しています。
1.自己を確立し
2.自信を持ち
3.前に向かって進む
これを身に着けるだけだと語っています。
言葉にすると簡単ですが、これらを実行していくには本当にエネルギーが必要なことだと思いました。ただそこで夏先生は、どんな人にも眠っている「底力」があると言います。本当に突き抜けるほど努力して、辛い目にあったときにだけ、「底力くん」に会えると言っています。
見方を変えれば、よくあるビジネス書と書いてある本質は変わらないのかもしれませんが、夏先生がダンスを通じて教え子の若い子たちに真摯に向き合っている様子がすごく伝わってきて、読んでいて本当に勇気が湧いてきました。私も「底力くん」に会いに行こ~っと!! 夏先生、素晴らしい本を書いてくれてありがとうございました!!